UD出前授業・大分市立大在中学校編
今年度8回目のご報告です!
11月6日(火)に大分市立大在中学校へUD出前授業に行って来ました。
今回は、中学1年生の生徒さん、約300人とユニバーサルデザインについて、
勉強をして来ました。
今回は生徒さんの人数も多く、グループを分けてのローテーションでは無く、
いつもとは違ったスタイルの授業となりました。
まずは講師陣の自己紹介の後、大分県地域福祉推進室の箕浦さんと阿部さんが
パワーポイントを使用して「ユニバーサルデザインについて」の説明を
行ってくれました。
みなさん、時々質問をしたりしながら熱心に聞いていました。
その後、UD文具の説明を、同じく県職員の方がプロジェクターを使って
行った後、休憩となりました。
休憩中は、UD文具に自由に触れることができるように展示してあり、
美術の先生も一緒に、熱心に見入っていました。
休憩明けは、センタースタッフの講話を、と言う事でお時間を頂きました。
最初は私の色々な体験談を話そうかと思っていたのですが、
せっかくなので、見て、聞いて、感じてもらおうと、
体験型の講話に切り替える事にしました。
まずは、生徒さんの中から代表して1人出て来てもらい、
体験用の車イスに乗って会場内を1周してもらいました。
他の生徒さんには、その様子を見てもらいながら、
会場として使用した武道場の中の「バリア」を探してもらいました。
続いて、もう1人の生徒さんに車椅子に乗ってもらい、
会場の入り口から出入りしてもらいました。
武道場の中や出入り口のバリアに気づいた生徒さん達は
自分たちの身近にあるバリアを見たり体験したりした事で
これから「ユニバーサルデザインとは?」という事を
意識しながら生活してもらえるのではと思います。
最後に、私自身の生活についての質問コーナーを行なって
私の時間は終了となりました。
最後に、UDについてのクロスワードパズルを解きながら
福祉車両や車イス用の駐車場についてのDVDを見てもらいました。
今回、この授業に参加してくれた皆さんが
ユニバーサルデザインとは?という事を、常に意識して
自分のために、誰かのために、という
「心のユニバーサルデザイン」の気持ちを持って
これからの世の中を担っていってくれるといいなと思います。
担当:福田
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