今年度9回目のご報告です!
11月13日(火)に日出町立南端小中学校へUD出前授業に行って来ました。
今回は、3名(小学2・4・5年生の各1人)の生徒さんと
ユニバーサルデザインについて、勉強をして来ました。
今回は生徒さんが3人と少なかったのですが、
3人とも明るくて元気がよく、私たちが元気をもらえるような授業となりました。
まずは講師陣の自己紹介の後、東部保健所地域福祉室の石渡さんが
パワーポイントを使用して「ユニバーサルデザインについて」の説明を
行いました。
続いて、センタースタッフが車イス用の駐車場と福祉車両について
DVDを見てもらいながら説明を行いました。
その後、教室の中にある「バリア」をみんなで探してもらいました。
本棚の上段にある本や窓の前に置かれた机、ちょっとした段差など
先生方と一緒に次々に見つけては「あった~!」と声を上げていました。
続いて、リフト車を使った乗車体験です。
自分の体より大きい車椅子に座った生徒さん達は緊張した様子で
ジェットコースターに乗る直前のようでした。
体験に使った車椅子をそれぞれ持ち上げてもらいましたが、
思っていた以上に重かったのか「片手で持ち上げるのって大変そう・・・」
と、感想を呟いていました。
全員の体験が終わると、今度は実際に車椅子に乗って操作してもらいました。
普段、歩いている廊下を車椅子で移動する気分はどうだったのでしょう?
車椅子の操作が大変だと感じたのでしょうか、
教室に戻る際にみんなで私の車椅子を押してくれました。
最後は、UD文具の体験です。
実は私もじっくりと見るのは初めてで、とても興味深かったですし、
一緒に体験をされた先生方の方が、「これ、欲しい~!」と
ある意味、生徒さんよりも関心を持っていた様子でした。
記念撮影の後、学校を出ようとすると急な雨。
生徒さんが全員で一生懸命に傘を持ってくれて、
とても嬉しかったです。
出前授業も残り少なくなってきましたが
今後も生徒さんの中に「心のユニバーサルデザイン」を
少しでも多く残してこれるように、努力していきたいと思います。
担当:福田