【レポート】第8回大分青年交流祭
3月13日-14日に第8回大分青年交流祭へ参加してきました。
13日は約150名ほどの大分県に在住する、青年(自分で青年だと思う方は参加OK!)が集まり、とても貴重で楽しい交流が行われました。
スケジュールは以下の通りですが、13日(1日目)はセンターメンバー8名で参加しました。
16:40~の「向き合う・語り合う・考えあう」というグーループセッションでは、「大切なものと向き合う」というテーマにて話し合いました。皆さん自分の現状や過去を照し合せ、積極的に議論を重ねていました。
約2時間のセッション後、
18:00~「知事と向き合う」座談会にて、各グループで話し合った内容を知事へ発表するということで、グループの代表者が、大分県への要望を含む色んな意見を発表されていました。
知事より「大切なものと向き合う」という事は「とても勇気のいること」と話され、皆さんの意見を聞き沢山の課題を頂き、いろんな気付きがあり、それ以上に大きなパワーをいただいたとおっしゃっていました。
当センターからは特別に枠をいただき、
障がい者の自立と住宅問題と重度障がい者の就労問題についてお話させていただき、住みなれた地域で自立したい障がい者は多くいるものの、その方たちが暮らせる住宅はほぼ無いに等しい、また生活していくには仕事が必要。しかし、重度の障がいがある方々の就労についても、厳しい状況である現状をお伝えしました。
知事からはそのような問題について把握出来ていなかった。この事について大分県としてもしっかりと向き合っていきたいと、嬉しい言葉をいただきました。
19:00~の「つながり・ひろがる」大☆交流会では、いろんな業種の方々がざっくばらんな感じで、自由に交流されており、本当につながっているな~という感じがしました。この場でも当センター紹介の時間を頂き、しっかりと「車椅子泉伝志団」のアピールを行ってきました。最後に皆で中島みゆきの「一期一会」を熱唱し感動の瞬間でした。
そして最後の最後に、当センターより最後の一本締めで終了と、本当に実行委員の皆さんいろいろと配慮して下さりありがとうございました。
14日(2日目)はAM9:00~3コースの中の一つを、当センターにいただき、
「車椅子から見なおす景色。~足元からはじまる、みんなの暮らしやすさ。」というテーマで街中のバリアフリー探検を行いました。
参加者は全員で14名、2チームに分かれ別府駅前周辺を中心に、車椅子・視覚障がい者の疑似体験を行いました。車椅子に乗る事が初めてという方も多く、かなり苦戦されている方もいらっしゃりましたが、とても勉強になる良い経験です等いろんな意見が上がっていました。
まち歩き終了後、ワークショップ形式にて皆さんで、市街地のバリアフリー状況や当事者目線での体験の感想を話し合いました。皆さんから、この様な貴重な体験が出来る場がもっと増えていければという意見が上がり、今まで障がいがある方を見てもどの様に声をかけていいのか分からなかったけど、本日の体験を通じて、とりあえず声をかけてみようという意見も聴かれました。久しぶりのバリアフリー探検隊でしたが、とても充実した交流の場となりました。
◆◇スケジュール《1日目(土)》
13:00 受付開始
13:30 「つながる・つなげる」おもしろリレー大会
16:40 「向き合う・語り合う・考えあう」グループでの語らい。
18:00 「知事と向き合う」座談会
19:00 「つながり・ひろがる」大☆交流会
21:00 終了予定
《2日目(日)》
07:30 「湯ったり、向き合う、別府の朝」(希望者のみの早朝交流企画)
09:00 コースに分かれてフィールドワーク(3コースあります)
・第1コース「車椅子から見なおす景色。~足元からはじまる、みんなの暮らしや
すさ。」
・第2コース「まちなか「宝」探し。~再発見の別府まちあるき」
・第3コース「身近にある、表現の息づかい ~アート×まち×自分×対話」
12:00 「向き合うから、明日に向かうへ」ふりかえりのつどい
14:00 終了予定
※写真の日付が1月25日となっていますが、カメラの設定ミスです。
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