【レポート】玖珠町で駐車場キャンペーン

自立支援センターおおいた

2010年10月08日 16:11

10月2日、「車いすマーク駐車場適正利用キャンペーン」
で玖珠町に行って来ました。


簡単に言うと

「車いすマークの駐車場の
         対象者以外の人は停めないようにしよう」



と言うキャンペーンです。


車いすマークの駐車場は店の入り口に近いため
心無い人が軽い気持ちで停めていきます

そのため、本当に利用したい人が利用できないと言うのが現状です


適正な利用を呼びかけて適正に利用していただこう
と言う啓発活動です。



玖珠町までは別府からは1時間ほどで到着。
13時から啓発活動、署名活動を開始しました

この日は当センタースタッフ4人と県職員の方1名
それに玖珠町の土木課の方が3名、応援に駆けつけてくださいました。




突然ですが・・・
車いす駐車場ってなぜあんなに広いスペースなのかご存知ですか



答えはこちら↓↓






写真の通り、車いすの方が車に乗降する時に車いすを横付けするので
ドアを全開にする必要があります。

あの斜線を引いたスペースはその為に必要なんです。

その理由を知らない人が多い為、まずはそこからの説明が必要です。


でも、理由を知ると大部分の人は

「へ~そうなん」
「知らんかったわぁ」


と納得していただけます




玖珠町の人は温かい人が多く、200人弱
たくさんの人が署名をして下さいました。
ありがとうございました


今回のキャンペーンを通して、乗降に広いスペースが必要な事を
知らない人が多い事に気付きました。

このような啓発活動を広く行って、まずは知っていただく事が大切です。


知っていただいた上で、後はその人のモラルの問題


少しでも

「停めたら悪いな・・・」

と言う気持ちが芽生えれば、それでいいと私は思います


捕捉ですが・・・

車いすマークの駐車場には、車いすの方しか停めたらいけないと
勘違いされている方もいらっしゃると思います。

あのスペースは「お年寄り」「妊産婦」
「ケガをして歩行に支障が出ている方」などが対象になります

要は「乗降に介添えが必要な方」
「遠くに停めると施設やお店に入るのが困難な方」用のスペースです。


「車いすマーク」なので勘違いするのも無理はないと思います
その辺も含めてこれからも啓発活動を実施していきたいと思います


皆様も「車いすマーク駐車場適正利用」にご協力ください


【記事担当 江口】

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