2017年度 全国頸髄損傷連絡会 全国総会 四国大会 おいでまい四国 〜瀬戸の
風を感じに〜
2017年5月27日(土)/28日(日)サンポート高松(展示場)にて開催
今回のテーマは「おいでまい四国~瀬戸内の風を感じに~」と称し、四国の穏や
かな文化や景色に触れられる、観光プランも用意してくださいました。
JR岡山駅から快速マリンライナーに乗りJR高松駅へ、海を渡って見えてきたのは
素晴らし絶景! 少しの間、日常から離れてゆっくりとした時間を過ごせました。
会場のサンポート高松(展示場)に着き、開会挨拶から始まり、次のシンポジウム
では頸損者に常に付きまとう排泄についてお話を聞かせて頂きました。
今回はストーマに特化した内容で講演及びグループディスカッションへの流れと
なっておりました。
私自身の凝り固まった思い込みとは違い、今後に向けて排泄方法の選択肢が広
ろがったとても意義のある時間となりました。
シンポジウム終了後全国総会が始まり、年間活動報告では私達が取り組んでい
る「九州頸髄損傷者連絡会」設立までの経緯、活動内容、理念を「1人でも多くの
方に伝われば」という思いを込め発表させて頂きました。
その後「頸損者を取り巻く現状と課題」では制度の事や、生活の事、私達に直接
係る課題に沢山直面しました。
2017年度活動方針提起では、「You are not alone(一人じゃないよ)」は合言葉
~「他の者との平等」を求めて~「誰もが自立して生きられる社会を目指して」
は全国頸髄損傷者連絡会の必要性、私達の取組が明確に見えました。
次に収支報告書/予算案、最後に規約改正、閉会の言葉で総会は閉会しまし
た。
少し小休止を入れ、懇親会の会場(JRホテルクレメント高松)に移動し、いよい
よ開始です。
私達のテーブルには、見覚えがあるような・・・と思っていたら、以前入所してい
た「国立別府重度障害者センター」で共に訓練に励んだ方だと判明し、退所後
の話や今の活動、貴重な情報交換が出来ました。
その他にも修了生が何名かいて、いろんな話や名刺交換など楽しいひと時を過
ごせました。
プログラムは着々と進み、ミニ講演会 パラリンピック等障がい者スポーツにつ
いて、ビンゴ大会、兵庫頸髄損傷者連絡会の方達の生ライブでは、会場が一つ
になり大いに盛り上がりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、懇親会も終了となりました。
終了後も会場外で、名刺交換や今後の取組などより一層盛り上がりを帯びつつ、
夜も更けていきました。
翌日は四国の運営委員さん達からのおもてなし企画
○高松港~男木島周遊&バーベキューツアー○丸亀城に登って石垣を堪能しよう
ツアー○女子会○周辺観光案内と盛り沢山!
どの企画も魅力的ですが「周辺観光案内」をチョイス。
まずは「高松城跡」高松城は、豊臣秀吉の四国制圧の後、1587年(天正15年)
讃岐1国の領主となった生駒親正によって、「野原」と呼ばれた港町に築かれた。
現在見られる遺構は、江戸初期に徳川光圀の兄で常陸国から12万石で高松に
移封された松平頼重によって改修されたものである。
ふんふん(笑)。
次に香川県高松市の中心市街地。
ここに日本一と呼ばれるアーケード・高松中央商店街はあります。
市民の生活拠点でありながら、旅行ガイドブックにも載る一大名所でもあります。
途中3本の幹線道路を挟み続くアーケードの総延長は2.7㎞と日本最長のアーケ
ードとしてだけでなく、最北端にある高松中央商店街のシンボルでもある高さ32m
のクリスタルドームは、アーケード構造としても日本一を誇ります。
その中の一つ丸亀町商店街は、都市系のなかでは、その再開発事業スキームが
これからの自立した中心市街地の在り方として大いに注目されたのは有名な話と
してご存知の方も多いのではないでしょうか。
という事で、「日本一のスケール」を制覇出来ず次の楽しみに取っておく事にしまし
た!
あっという間の2日間、全国頸髄損傷者連絡会の皆さま、運営委員のみなさま、
精一杯のおもてなしを堪能させて頂きました!
お疲れ様でした、そして「ありがとうございました」。