【レポート】ユニバーサルカウンセラー養成講座
11月5・6日と当センター主催の「ユニバーサルカウンセラー養成講座」の
第1・2回目を開催しました。
これは、大分県社会福祉協議会の助成を受け、「福祉ボランティア専門研修」を
行う事になったものです。
今回行うのは「ユニバーサルカウンセラー 人材・創出育成研修」です。
本講座の目的としては・・・
ストレス社会と言われる中、相談相手の不在、周囲との直接的なコミュニケーション不足
といった問題を解決するため、また、地域のつながりを(再)構築するため、
今回、障がい当事者中心で行う「ピアカウンセリング」と、
職場の風土改革などで用いられている「オフサイトミーティング」の双方を融合させた研修を行い、
年齢、性別、職種、障がいの有無等にとらわれず、
誰にでも隔てなく対応できる「ユニバーサルカウンセラー」の養成を目指します。
当日はあいにくの雨で、参加される皆さんの出足が気になりましたが、
無事に20数名の方に参加していただきました。
ピアカウンセリングについては、当センタースタッフが説明を行い、
オフサイトミーティングについては、
東京の株式会社スコラ・コンサルトの若山 修さんをお招きして、講師をお願いしました。
初日はピアカウンセリングの「他己紹介」と、オフサイトミーティングの「自己紹介」
ピアカウンセリングの他己紹介は、ペアになって自己紹介をした後、
それを相手が全員の前で紹介するという手法で、各2分の持ち時間で話をしました。
○名前 ○出身地
○今日呼んで欲しい名前 ○趣味
たった4つですが、これを全員の前で発表するためには、集中して聞かなければなりません。
これが、ピアカウンセリングで重要な「傾聴」です。
オフサイトミーティングの自己紹介では、「ジブンガタリ」というスタイル。
今回は、「こどもの頃の自分」と「自分の転機」について話すというもの。
1人の持ち時間は無制限ですが、話に詰まったりした時は、
ファシリテーターや周りの人が質問することで話を膨らませ、場を回していきます。
これを休憩を挟みながら2時間、話が進むうちに自己紹介から様々な話題に広がっていきます。
初日から長時間の講座で、みなさんの疲れも気になりましたが、
その後の交流会ではみなさん、爆発してました(笑)
2日目は、どんなテーマで話したいかという「テーマ選び」から始まり、
選んだテーマに沿って皆で話をするというものでした。
一人ひとりが話したいテーマを提案していき15個が出揃い、
これを、同じような提案があれば他のテーマと合体させ、
何度か多数決を取りながら1つに絞り込んでいきます。
そして、最終的に決まったのが「ワンピースは何故こんなに売れるのか?」でした(笑)
休憩を挟んで2つのグループに分かれ、テーマに沿って話を進めていく中で、
色んなマンガの話題が挙がり話が展開していったようでした。
2日間の講座が終了し、次回への期待や希望などの感想を出していただきましたが
なんといっても、新しいものを創造するということは改めて難しいと感じました。
次回は12月3日(土)10:00~17:00です。
少しでも興味を持たれた方、参加をお待ちしています!
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