【レポート】ユニバーサルカウンセラー養成講座 第3回

自立支援センターおおいた

2011年12月06日 14:55

12月3日(土)に当センター主催の「ユニバーサルカウンセラー養成講座」の
第3回目を開催しました。

これは、大分県社会福祉協議会の助成を受け、
「福祉ボランティア専門研修」を行う事になったものです。
今回行うのは「ユニバーサルカウンセラー 人材・創出育成研修」です。

本講座の目的としては・・・

ストレス社会と言われる中、相談相手の不在、周囲との直接的なコミュニケーション不足
といった問題を解決するため、ひいては地域のつながりを(再)構築するため、
今回、障がい当事者中心で行う「ピアカウンセリング」と、
職場の風土改革などで用いられている「オフサイトミーティング」の双方を融合させた研修を行い、
年齢、性別、職種、障がいの有無等にとらわれず、誰にでも隔てなく対応できる
「ユニバーサルカウンセラー」の養成を目指します。

当日は、薄曇りでかなり肌寒かったのですが、無事に、総勢20名の方が参加されました。





今回は、オフサイトミーティングを中心とした実践講座となりました。

当日のスケジュール

10:30~テーマ探し(グループ分け)
12:00~休憩
13:00~アクティビティ(グループ毎に目標を決めて外に出よう!)
    休憩
15:00~テーマに沿ってオフサイトミーティング
17:00~終了


まずは、どんなテーマで話したいかという「テーマ選び」と、
選んだテーマ毎にグループに分かる作業から始めました。

一人ひとりが話したいテーマを提案していき、16個が出揃いました。



前回と同じように一つにできそうなテーマは他のテーマと1つにしていき、
何度か多数決を取りながらいくつかに絞り込んでいきます。



食事休憩を挟んで、午後からは4つのグループに分かれ、
グループ毎に別府駅で行われた「別府市条例市民啓発活動」のビラ配りに参加しました。



この活動は、全国的に広がっている「誰もが安心して安全に暮らせる条例づくり」を受けて、
別府市でも「障がいのある人もない人も誰もが安心して安全に暮らせる別府市条例(仮称)」を
制定するために、広く市民の皆さんにその活動を啓発するものです。





短時間ではありましたが、グループ毎に何かを協力して達成する事で
新しい気づきや発見の場になったのではと思います。


会場に戻ってから、午前中に決めたテーマに沿ってオフサイトミーティングを行いました。
今回は私も含めて、グループ内の「場をまわす」という役目をより多くの人に体験してもらおうと、
残りの時間を目一杯使っての体験となりました。


私自身も、「場をまわす」という作業に対して、「今回は失敗して、何かを掴む」
と言う事が一つのテーマでもあったので、思い切って行きたかったのですが、
いざとなると自信が無くなってしまい、しどろもどろになってしまいました。

次回、1月に行われる4回目の講座では、この経験を活かせるように反省と、
修正を行って、少しでも良いものを創りあげられればと思っています。

そして今回も、講座後に「夢喰夢叶」にて交流会を行いました。
皆さん長時間の講座だったにも関わらず、それぞれに交流を深められたようです。







皆さん、お疲れ様でした。
次回の講座は 平成24年1月14日(土)となっております。

興味を持たれた方は、是非参加をお待ちしております!


担当:福田

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