【レポート】ベップユケムリ大学 「みんなで温泉に入ろう!」

自立支援センターおおいた

2012年11月20日 15:12

11月17日(土)の13:00~16:00で、UD学部として第3回目の講座を開催しました。
今回は当センターとしても初の試みで、参加者で協力して温泉に入り、
理想のユニバーサルデザインの温泉について語るというものでした。



当日は、男女合わせて15名の参加で、野上本館さんのご協力により大浴場を
利用させていただきました。

開会の挨拶の後、まずは男女とも、資料写真をもとに事前ミーティングを
入念に行いました。

介助する側もされる側も、気持ち良く入浴するために、
そして何より、安全に入浴するために、話し合いを行います。



野上本館へ移動後、各自受付を済ませ、いざ大浴場へ!

男女ともに脱衣場や、洗い場までの段差を協力してクリア!
いよいよ、湯船に・・・

外部参加の障がい当事者の方(男性)が、湯船に浸かった瞬間に
「うぉ~! やっぱ気持ちいいなぁ~」と気持ち良さそうな声!
別府に住んでいながら、温泉に入れないのはやはりもったいない事ですよね。



多くの仲間と温泉を楽しむのも素晴らしい事ですし、温泉の醍醐味でもあります。
けれど・・・

例えば、障がい当事者であっても
「今日はあまり手を借りずに、一人で温泉に浸かりたいなぁ・・・」
なんて時もありますよね?

そんな時、最低限の介助者と行っても温泉に浸かれる設備があれば、
温泉の楽しみ方はもっと広がりますし、
そんな温泉が増えれば、別府に訪れる観光客も増えるかも知れません。

会場のプラットホームに戻って、男女でワークショップを行い
それぞれが感じたユニバーサルデザインの温泉について語ってもらいました。





今回、多くの皆さんの御協力のおかげで、無事に事故もなく
終了することが出来ました。
本当にありがとうございました。





今後も別府のユニバーサルデザインについて、
みんなで楽しみながら考えて行けるような講座を
実施していきたいと思いますので、今後も宜しくお願い致します。



担当:福田

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