平成27年6月7日(日)大分銀行ドームにて、第10回大分県障がい者スポーツ
大会が開催されました。
何時振りだろうか、この感覚を味わうのは。
スタートラインに並び頬をなぞる風、緊張感、ふと目を閉じれば蘇る。
鮮明になって来たあの日の記憶。
今回の種目は50メートル走ですが、甲子園を目指していたあの頃、レギュラーを
勝ち取る為無我夢中になって走ったベースランニング(塁間ダッシュ)。
短距離を速く走るには、ランニングフォーム、腕の振り、脚の上げ具合、視線の位
置がとても大切、イメージトレーニングも完璧。
位置に着いて、よーいドン!
目の前に見えているのはゴールだけ、聞こえてくるのは自分の呼吸だけ、あの頃
の自分と今コラボしている、一つになった瞬間、眩しい光が私を包んだ。
次の種目、よく昔は遠投したなぁ~あの頃は若かったし、何時までも時間を忘れて
遠投し続けた。
気がつけば、遠投をしている。
ご飯を食べる時間も惜しんで遠投・・・寝てるときも遠投の夢をみて、遠投さえあれ
ば何にもいらなかった・・・
遠投の素晴らしさを知り、遠投の難しさもいやというほど理解している。
でも、遠投が好き!
やっぱり、遠投のことが忘れらず、無意識に遠投のことを考えている。
誰が考えたかわからない、でも遠投を考え生み出した人は、やっぱり遠投のことを
考えていたんだろうなぁ。
簡単なようで、奥が深い遠投!この地球に生まれ、遠投に出会った。これも運命・・・
遠くに投げると書いて「遠投」。何を投げるかも自由、まさに自由の国、いや自由な宇
宙とリンクしているといっても過言ではない遠投・・・
人々は遠投を知り、遠投に散る・・・儚い・・・なんて凄いやつなんだ遠投・・・
さっ、この遠投の思いを思う存分、皆に伝えるときが来た・・・
もう胸の内は全て出し切った、何を隠そうこの種目はビーンバッグ投げ、よっし!遠投、
私にありったけの力をくれ♪んぅ~んありがとう遠投、パワーがみなぎって来る。
ほぉ~ら、来た来た来たぁ~~~
おりゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
記録!・・・・・・・・・「6m・・・」
さらば遠投・・・