2011年11月25日
Qサポネットに参加してきました~その2
Qサポネットに参加してきました~その2

前回のつづき。。。
基調講演の後は、特別講演として「NPO法人持続可能なまちと交通をめざす再生塾」
講師:正司 健一氏・大藤 武彦氏・村尾 俊道 氏より、お話を聞きました。
再生塾とはまちづくりや交通の問題の解決に取り組む行政・地域・企業などの実務者を
対象として、理論・実践に関する情報を提供し、参加者相互の対話・交流を通して
“ビジョン”と“夢”を共有し、持続可能なまちと交通の推進に寄与することを目的と
して、故北村隆一先生が提唱され、2007年から活動を開始されたとのこと。
関西を拠点にセミナー等を開催され、実務者育成をされています。
交通は統合的に考える事が必要で視点の違う方達が集まってトレーニングをされるそうです。
しかしそこには、問題把握能力が重要で自分自身が気づけるかが大前提にあります。
実践知レベルの互学互修、半学半教でお互い(異業種)がそれぞれに学び合うという
やり方はいかに聞き・いかに伝えるかのコミュニケーションが重要でそれらは
トレーニングしないと難しいと普段の仕事でも活かせそうな興味深いお話でした。
また、実践の事例として京都市を取り上げて下さいました。
従来のバスからデザインを変更することで、40%も乗客率がアップしたとのこと。
私たちが車社会から抜け出せないのは車は一種の麻薬のようなもので“クルマ”から
“公共交通”への移行はライフスタイルの転換を意味します。
なかなか変えれないライフスタイルですが、多くの人がコミュニケーションを取り目的を
共有することで生まれるマンパワーで、良い方向へ変えれる・変わるのだなと思いました。
休憩を挟み、グループワークです。
公共交通機関の利用促進についてどうしたら良いかというディスカッションでした。
私が参加した2班はコンサルタントさんが2人、交通事業者さんが2社、県内の行政職員さんに、
県外の行政職員さんがいらっしゃいました。
主に大分の拠点となる大分市について話がなされましたが、びっくりしたのが今は子どもが
バスの乗り方を知らないということ

親がバスに乗らないからで、子どもの街という認識が大型ショッピングモールになっているそうです。
車社会となっている象徴がここに物語れているなあと感じました。
取り組みとしては小学生を対象にバスの乗り方講座を行っているそうです。
また、どうやったら中心市街地に人に呼べるかということで、対象者を女性に絞ったらどうか
親子に絞ったらどうかなど、議論が交わされました。
福祉の観点からもディスカッションが繰り広げられ、利用者・行政・事業者が話したことで
少しずつで良いから前進していって欲しいと思いました。
ディスカッション後、グループ毎の発表がありました。
普段のQサポネットは福岡で行われているということで、福岡と大分の違いや利用者ターゲットに
ついて、サービス案などそれぞれの立場を組み合わせた内容でとても意義のあるものでした。
そして夜はお楽しみの(笑)交流会です


ここでも熱い議論が繰り広げられ(特にオフサイトミーティングをされている方達の
議論は熱かった!)ました。
バス事業者さんと、ノンステップバス・ワンステップバスの導入の必要性、しかし別府と言う
坂の多い地域には導入する難しさなど、語られていました。
お互いの意見が平行線ではなく、譲歩し合って誰もに利益があり、安心して暮らせるまちになるには、
やはり、コミュニケーションが一番重要と再確認させられました。
このQサポネットの模様はU-streamで配信されています!
次回のQサポネットは来年1月7(土)福岡で開催です

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Posted by 自立支援センターおおいた at 13:39│Comments(0)
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